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シックハウスの実例集

「明日なき汚染 環境ホルモンとダイオキシンの家 」 という本にいろいろなシックハウスの例があります。このなかでマイホーム系の事例は思い当たる節がたくさんあり、多くの方が被害にあわれているのだなと思いました。
新築すると亡くなる老人たちの話というエピソードがあります。
阪神大震災の頃はシックハウスのことはあまり知られていなかったので、建材に配慮はなく、新建材で作られたプレハブ住宅はホルムアルデヒドや有機溶剤、有機リン、モノ塩化ビニールの有毒化学物質が充満していたそうです。
また家を新築するとお年寄りが突然寝たきりになったりして、病気になり、あっというまに葬式をだすんです。それもひとりやふたりではなくて・・・という話もあります。
こういう話があると業者サイドは引越しの疲れだ、運び込んだ家具が悪いと反射的に弁明します。
やはり、目に見えないものの対策はやっかいですね。
最近の新築ではこういう話がまだ続いているのでしょうか・・・
またシロアリ駆除剤で突然ぜんそくというエピソードがあります。
ぜんそくといえば徐々に悪化していくものなのですが、突然ぜんそくになるケースが増えているそうです。
「実は2年前にシロアリ駆除業者がまわってきて、うちも含めてご近所のみなさん駆除してもらっているんですよ。ぜんそくが始まったのは、その半年後あたりです」
「ご近所に迷惑がかかる」というのが業者のセールストークで痛いところを突いてきます。
人間に無害なシロアリ駆除剤が開発できればいいのですが、生物を駆除する薬剤はたいてい人間にも害になってしまうので、ほぼ無理だそうです。
これは家を長持ちさせるという善意がベースになっていますから、難しいケースでこれからも頻発しそうです。
新興団地に多い、アトピー、アレルギーというエピソードがあります。
ある教師の談話
「新しくできた団地地区の学校に行って驚くのはアトピー・アレルギーの子供がたくさんいることだ。おおいって5人や10人じゃなくクラスによっては3分の1や半分ほどいます」
これは非常に多いと思いました。私が子供の頃だった25年前はクラスに1人、2人くらいでした。
さらにその通う学校もシックスクールで新築、改築のたびに化学物質で汚染されている状況です。
マイホームで家庭崩壊というエピソードがあります。
「外観からはいかも幸せな家族の住む家という感じだ。だが家の中に入るなり印象は一変した。体が急激に冷え、居心地が悪くなる。異様な不安感に襲われ、あたりのにおいが気になりだした。・・・大手ハウスメーカーが造ったその家は合板とプラスチックのかたまりのようなものだった。・・・仕事から疲れて帰っても妻はイライラと怒りっぽく、不安で落ち着きがない。それを相手するのはめんどくさく毎夜飲んで帰宅を遅らせるほうが気楽だった。そういう状態をだらだら続けるうちに、妻や子供との共感が薄れていき、家庭が崩れていった。」
非常に身に覚えのあるエピソードです。軌道修正しつつありますが、現在進行中という気も・・・

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